食事

食事は健康の基本となる柱|糖尿病でも安心して生活したい

生活習慣を正す

和食

炭水化物を減らす

生活習慣病の中でも血液が高血糖状態になる糖尿病は、食事療法が最も効果的です。まずはご飯などの炭水化物を今の2/3から半分に減らして、食物繊維の多い野菜、海藻、キノコなどを毎食150g程度と、たんぱく質源である魚か肉、あるいは卵を1種類程度に組み合わせるのが基本の食事です。炭水化物の制限はカロリー制限よりも血糖値を下げます。カロリーを減らした方が良い人は肥満の人だけです。肥満ではない人は、炭水化物を減らしその分魚や大豆などの植物性たんぱく質とオリーブオイルなどの植物油で摂れば大丈夫です。ご飯を全く食べなかったり、1日おにぎり1個だけなどの極端な食事制限は、短期的なダイエットや血糖コントロールができてもすぐにリバウンドしてしまうのでおすすめできません。

自覚症状が少ない

糖尿病は一度発症すると完治が難しい生活習慣病で、初期には自覚症状がほとんどありません。そのため糖尿病とは気がつかずにそのまま放置しておいて悪化させてしまう人が少なくありません。知らないうちに症状が進んで、のどの渇きや倦怠感などの症状が出ても、それは他の要因によるものだと勘違いして気にせず見過ごしてしまいがちです。血糖値やヘモグロビンA1cの数値が、基準値以内でも上限に近くなったら注意が必要です。特に食後の血糖値が高いのは、隠れ糖尿病かまたは糖尿病予備軍であり、動脈硬化に罹りやすいので要注意です。症状が進むと腎臓病、神経障害、網膜症などの合併症を引き起こす恐れがある糖尿病ですが、食事の見直しや適度な運動など生活習慣を正すことで、確実に改善することができます。